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圧倒的リアリティのXRを体験! 高性能ヘッドマウントディスプレイ「Varjo XR-3」体験会レポート
NICOが取り扱うVarjo社製の高性能ヘッドマウントディスプレイ「XRシリーズ」。その最新機種となる「XR-3」は、旧シリーズからさらに進化した業界最高レベルの解像度や色再現性で注目を集めています。
しかしそのリアリティと没入感はやはり実際に装着していただいてこそわかるもの。NICOでは社内に専用の体験ルーム「NICO VR THEATER」をご用意し、個別もしくは複数社共同でのヘッドマウントディスプレイ体験会を随時開催しています。今回は6月に開催した「XR-3」の個別体験会の様子をお届けします。
まずは「Varjo XR-3」の商品概要と事例のご紹介
この日の体験会は会議室からスタート。今回装着していただくVarjo XR-3についての商品概要と、XRシリーズの活用事例についてのご説明をしました。
個別開催の体験会では、プログラムも参加者様のご要望に応じて設定します。この日の参加者様は、自社のクライアントにXRシリーズを活用したソリューションを提案していきたいというご要望をいただきましたので、さまざまな分野での活用事例紹介の時間を設けました。その後の質疑応答では「コンテンツ制作も依頼できますか?」「コンテンツ制作に関するコスト感は?」といったご質問も多くいただきました。
専用ルームでXR-3によるMR/VRを体験
その後は専用ルーム「NICO VR THEATER」に移動し、いよいよXR-3の装着です。
この日、体験していただくのは、ルーム内に一台の車が表示されるMRコンテンツと、その車の背景がルーム内から仮想の海外の街並みに変わるというVRコンテンツ。MRからVRへは装着したままで行き来でき、XR/AR/VRの切り替えが可能なXR-3の特長を生かした構成になっています。
MRで車の内装を見ていただくところからスタート
まずは車のシートに見立てた椅子に座っていただきます。コンテンツがスタートすると体験者の眼前にはシートに座った状態から見える車内の映像が現れます。
XR-3では、複合現実向けデバイス初のLiDAR搭載により、5mまでのより正確な深度計算が可能になりました。MRで表示されたハンドルやダッシュボードに向けて手を伸ばすと、ハンドルと手の間がどれくらい開いているかが検知され、どのくらい伸ばすとハンドルに手が届くのかといった距離感も把握できます。
ルーム内の大型スクリーンには体験者が見ている映像がプロジェクターから投影されており、順番待ちの方にも体験者が見ている映像を確認いただけます。
続いて車の外装を見ていただきます
次は椅子から立って車を降り、車の外観を見ていただきます。体験者が動けば車の見え方もリアルタイムで変わっていき、気になる部分や見たい角度を自由に確認可能。光の反射や素材の質感も実車さながらのリアリティです。
VRに切り替え、車と一緒に海外の街並みの中へ
VRに切り替えると、背景がそれまで見えていた現実の体験ルームから海外の街並みへと一変。自分が一瞬で転移し、車と共に海外の街並みの中に立っているかのようなリアリティのあるVRコンテンツを体験いただけます。
VRモードでも車内がご覧いただけます。MRでは体験ルームが見えていた車外の景色も、VRモードでは架空の街並みが見えています。
体験を終えて
実車さながらの車の再現度や、現実の街並みに立っているかのようなVRのリアリティに、参加者の皆様からは体験中も歓声が上がっていました。
体験を終えた後には、
「スマホを利用したVRゴーグルは体験したことがあるんですが、それとは没入感が全然違いますね。スマホは画面全体にピントが合ってしまうんですが、XR-3は自分が見ているところだけにピントが合う。そういうところが自然に見えました」
「実際には何もないのに、あるように見えてしまう。車から降りるといっても実際には何もないんですが、どうしてもドアのフレームをまたごうとしてしまいました」
といったリアリティへの驚きの声や、
「素材の質感や光の反射がとてもリアルで、コンテンツの精度がすごい。これはコンテンツの作り込みも重要ですね」
といった、導入へ向けての具体的な声をもいただきました。
NICOでは今回のような個別体験会や、複数社をお招きしての合同体験会、ご希望があれば機材をお持ちしての出張体験会も受付中です。
コンテンツも車関係をはじめや不動産や宇宙ステーションなど、XR-3の機能を体感いただけるさまざまなパターンをご用意。「XR-3でこういうことができないだろうか?」というアイデアの状態でも結構です。ぜひお気軽にお問い合わせください。